なぜバブルは繰り返すのか

バブルの本源:

欲望=人間の性は変わりにくい

「バブルの物語」という本の序言-著者ガルブレイス:

「私はこの小著を警告の書とするよう特に配慮した。頭脳に極度の変調をきたすほどの陶酔的熱病(ユーフォリア)は繰り返し起こる現象であり、それにとりつかれた個人、企業、経済界全体を危険にさらすものだ。のみならず、本書で述べるとおり、予防の働きをする規制は明らかな形では全く存在しないのであって、個人的、公的な警戒心を強く持つこと以外に予防策はありえない。」

So what: いかに欲望を抑えるか

  • 死生命有り、富貴天に在り」-論語: 生きるか死ぬか、金持ちになる偉くなるかは、全て天の采配だとわりきる=任天任運
  • 寧静致遠(ねいせいちえん)」-諸葛孔明: 「淡泊にあらざれば、以て志を明らかにするなく、寧静にあらざれば、以て遠きを致すなし」=私利私欲があれば、大志を抱き続けることはできないし、ゆったりと落ち着いた気持ちでなければ、遠大な境地に立つことはできないよ(大きな仕事は達成できないよ)
  • 利他: 利己はあって当然だから減らす努力と共にある程度認め、「利他」の部分を増やしていく努力