2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

[バブル]バブル V Slide 24 整理回収機構 (RCC) による不良債権買取り、預金保険機構 (DIC) による公的資本増強、国有化がセーフティネット3大措置。過小評価したリスクの適正化が行なわれる過程で、パニック的な動揺を緩和する精神安定剤として機能。 Slide…

バブル IV

Slide 20 自己破産した個人や倒産した企業のしわ寄せは、銀行の資産 (Asset) へ。一方、負債 (Debt) 側にある預金には元本保証がついているので、不良債権の損失を預金者に負わせることはできない。しかし、不良債権損失が自己資本 (Equity) と同レベルまで…

バブル III

Slide 19 1970年代後半になると、世界中からお金を集められるようになったものの、内需拡大という有効なお金の使い方を知らなかった。小国である間は問題ないが、世界第二の経済大国ともなると、養分を吸い取られる周りの国々はたまったものではない。一方、…

バブル II

Slide 9 証券化の本質は、ストックのビジネスをフローのビジネスに変えること。長期間にわたり少しずつ実現される住宅ローンからの収益が、証券化により当期の収益としてまとめて実現することが可能となる。様々な障害を取り除く証券化により、貸出量の流れ…

バブル I

Slide 7 崩壊のきっかけは、住宅価格の下落、金利の上昇、2003-2005年に住宅ブームを支えた質の悪化したサブプライム層、彼らの金利リセットの大波が2007年に集中。 Slide 8 変動金利型のサブプライムローンが、証券化という手法によって健全な証券の一部に…