2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

こころの処方箋-III

善行を行う前に・・・善は微に入り 細にわたって行うべし 善行をしたいと思っている人達、何しろ善いことをしていると思っているため一番困るのが、近所迷惑について自覚が薄いこと。例えば、老人施設に訪れるボランティア。親切心から時折、過剰ともいえる…

こころの処方箋-II

結果が出ない場合・・・ものごとは努力によって解決しない 努力が報われなかった場合、努力不足と自分を責めがち。「努力すればものごとは解決する」という観念に縛られ、不必要に自分を苦しめていないか。何も努力せず、ただそこにいることが恐ろしいばかり…

こころの処方箋-I

心の置き所の続編として、臨床心理学者の河合隼雄 「こころの処方箋」から、いくつか抜粋。 不運を嘆く前に・・・100点以外はダメなときがある 平素から努力を続けているのに、大事なときになると不運に遭遇する人がいる一方、それほど努力していないのに好…

諫言する側・受ける側

大企業病でもふれたように、大企業であればあるほど悪い情報ほど上がってこないため、耳の痛い話をしてくれたり、広い視点からものを言ってくれたりする外部人脈を豊富に持ち、アンテナを高くする必要がある。大勢に対し異論を受け入れ・促し、失敗から学び…