「ブログ&書くという作業」の本質

当初「ブログなんて単なる日記で、物書き屋になるわけではないから、そんなの時間のムダ」と思っていたが、実際にブログを書くことで、ウェブ進化論の著者、梅田さんの言葉「ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていく」、を実感。書くという一見、単純な作業、様々な題材を基に「本質」をとらえ、「知識を知恵に昇華」させるという目的を持てば、かなりの成果が得られる。
書くという作業について、本質をついた表現を以下に列挙。

fladdict.net blog の「知的生産性のツールとしてのブログ」より

実際ブログを書くという行為は、恐ろしい勢いで本人を成長させる。それはこの1年半の過程で身をもって実感した。(中略) ブログを通じて自分が学習した最大のことは、「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで(無形の)大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。
続けて
まず個人にとってのオープンソースとかブログとは何か。それはポートフォリオであり、面接であり、己の能力と生き様をそのままプレゼンテーションの装置として機能する。(中略) 記事を書き続けることで人との繋がりも生まれていく。転職活動をする場合、相手が読者ならば自己へのコンセンサスがある状態から交渉を始めるアドバンテージを得られる。それだけのものが、金も人脈も後ろ盾のない人間が手に入れる唯一の手段が、情報の開示なのだと思う。

島田紳助の自己変革法より

「自分から見て、この人はすごい」と思う先輩の漫才を逐一ノートに書き写すテープ起こしにより、 笑いを生む構造や駆け引きのバランスなど明示。