インターネット大潮流-II

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  • 90年代は文書がデジタル化
  • 05年までは写真、音楽、動画などリッチメディアがデジタル化され、「人間の手」で整理するFlickriTunesなどが普及
  • ここ数年では、デジタル化の対象が文書やメディアから人間に変わり、mixi, MySpace, Facebook などネット上のコミュニティSNSの時代へ。

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Google はロボットがコンテンツのハイパーリンク数を数えることで情報の信頼性を向上(ページランク)させたが、FacebookmixiなどSNSの人間関係には使えない。そこで、Facebookが人と人との相関関係図ソーシャルグラフ (Social Graph) を使って、ネット上の人間関係のつながりを数える技術を開発。応用例としては、「あなたの友達の魯山人さんが星ヶ岡茶寮という料亭で食事しましたよ」、「あなたの友達の謙さんが映画「ラストサムライ」を5つ星評価しましたよ」など、信頼度の高い友人の口コミ情報を、言葉を介さず伝達。

この技術により、文書にかかっていたハイパーリンクバーチャルの世界に住み始めた人間にかかり-> Feed やRSS (Rich Site Summary) を使って自ら情報を配信し始めた結果-> 欲しい物がある場合、検索せずとも仲間から自動的に入ってくる時代へ-> ネット上にあふれ出した人間関係を整理して付加価値を生み出す時代へ-> SNSというネットの世界ではドキュメントの集合体から人間の集合体へ

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検索の対象も、コンテンツから人を表現するかわいいなどの容姿、役職、人と人とのつながりなどへ