島田紳助の自己変革法とは
「自己を徹見→自己否定→自己変革」していく手法を、才能の有無で判断されがちの「芸人」に当てはめて、「努力→知恵」の重要性を解説した内容。競争の超激しい芸能界で長い間トップで走り続けている島田紳助さんとは、「人に接するときは暖かい春の心、仕事をするときは燃える夏の心、考えるときは澄んだ秋の心、自分に向かうときは厳しい冬の心(言志四録: 佐藤一斎)」を、環境の変化に応じて臨機応変に変えることができる人なのかも。要点は以下とおり。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071127/141612/
- 構造化: 「自分から見て、この人はすごい」と思う先輩の漫才を逐一 ノートに書き写すテープ起こし-> 笑いを生む構造や駆け引きのバランスなど明示
- 差別化: 先輩芸人が取り上げていなかった若者の生活・行動をネタに、従来にはない「スピード感」を追加
- 客観視: 売れる前のダウンタウンの才能を見抜き漫才コンビ解散を決意
元吉本興業専務-木村政雄氏の談
当時木村氏は紳助の”つっぱり”の芸風に限界を感じ、この芸人の”賞味期限”を延ばすためにサンデープロジェクトの仕事獲得に奔走。木村氏曰く、「人間にも賞味期限がある。しかしその賞味期限は、自分の心構えやアクションでいくらでも先に延ばすことができる。」
賞味期限切れの兆候
「出来ない・無理というところからスタートして話を始める」「知恵ではなく知識に頼る」「こんなに会社のために頑張っているのに、こんなに会社に尽くしているのに、こんなに会社を愛しているのにという、のにお君サラリーマン」など。