ネット系ビジネスモデル-II
利益の生み出し方
「利益= 売上(価値) -費用(機会損失コスト)」なので、売上を上げるか、コストを下げるかの2通り。売上を上げるには、顧客に利用してみたいな、買いたいなと思わせるバリューを提供しなければならないが、その本質は差別化。そして、different, special, better を追求し、改善すること。切り口は、製品と時間軸。
1) 売上アップ: 原則は差別化、different, special, better を追求
2) コストダウン: 1割の削減を考えるより半分にする方法を考えるとうまくいく -by 松下幸之助
製品の売り方
いかに顧客をつなぎとめられるか、自社製品のサポーターでいてもらえるかのアイディア合戦。切り口は、製品と顧客。
- 垂直型 (ピラミッド型): 価格帯の異なる製品を提供し、顧客の上昇志向を刺激、高価格帯ほど高利益率(カローラ-> マークII-> クラウン-> レクサス)
- 水平型: 同一価格帯で異なるブランドを提供 (異なる味の菓子類、原料の異なるシリアルなど)
- コピー型: ディズニーキャラクター (テーマパーク、アニメ映画/DVD、グッズ、携帯や服などとコラボ)
- Freemium型: 無料で有料への敷居を低くし、いかに有料サービスへ促す仕組みをつくるか、attract-> addict-> covert モデル
- バンドル型: パッケージで割安感を演出
- 影響力xレバレッジ: オピニオンリーダーなど影響力のある層をテコにレバレッジを効かせて拡散